仮想通貨などでマイニング(採掘)と言われて久しいけれど、ふとどの産業も
- ⛏️リソースを採掘して(仕入れ)
- 💰それを顧客に販売する
に関しては同じことをやっているなと思う。
一次産業(ここでは農業)であれば
- 場所選びや作物を育てる過程が採掘
- その作物を販売する
ということになったり、
二次産業であれば鉱業は最初書いた通りで
- 製造業であれば何を作るか選んだり材料の選定過程が採掘
- 製品を販売する
という流れで言えば近いだろうか。
では三次産業(サービス業)はどうなるか?
- 人間の労働時間を選定して誰に提供するか、という過程が採掘
- 労働時間(広い意味での情報処理能力)を販売する
という流れになると思う。
IT業界であれば客先常駐みたいな書き方になるけれど
- ソフトウェア販売
- プラットフォームの手数料
で売り上げを出していても、開発者/運用者自身が労働時間を販売しているという事実は変わらない。
もちろん労働環境や単価は大きく異なる可能性はあるけれど。
とここまで書いてきて、今の産業は大規模になることで仕入れ/販売を別の人がやっているからこのこと自体を忘れそうになるなと思った。
全員が専業でやるべきとは思わない一方で「仕入れて販売する」全体の過程を個人単位で体験できる機会はもっと多くてもいい気はする。