📕読書メモ: 三体キャラクター編-1（ネタバレ有り）

以下三体シリーズ第1巻, 2巻(黒暗森林), 3巻(死神永生)の内容に触れます

シリーズ通して熱中できたので、覚えているうちに印象に残ったキャラクターについてつらつらとメモ（登場順不同）

1巻から2巻までずっと頼れる兄貴分ダーシー。
話の内容上どうしてもインテリや軍のエリートばっかになるので、その中で

がギャップになってとても魅力的。

が特に印象に残る。困った時はとりあえず飲んで食うぞ！ってスタンスも良い。

2巻の主人公にして以後の劇中通して最強の便利屋。
2巻終盤では他の面壁者のおかげでここまでこれた、というセリフが熱い。
そして面壁者, 執剣者になってからは人類にはディスられるのに三体人からはめっちゃリスペクトされるという皮肉。

終盤でさらっと200歳になってるけど全く説明なくて笑ってしまう。
連載中でも超人気キャラだったのだろうか。
自分でも出てくるたびにやっぱり「うおおお！」ってテンション上がってしまうし。

そして使命を終えた後は性格も元に戻りつつ、冥王星で

っていうのが良すぎる。

3巻の主人公・程心としばしば敵対するし、手段を選ばないヒールとして描かれるけど、本人なりの美学が伝わってきてとても好きなキャラ。

とにかく相手の嫌なことを仕掛けてくる、って描かれるけど、それは相手のことをちゃんと理解しているという証拠でもあるのが面白い。
なので程心よりコミュ強だなって思う。

ところとかにも、本人なりの程心へのリスペクトを感じる。

本人の最期のセリフが「葉巻をありがとう」ってカッコ良すぎる。。！そして理想の上司だと思うけど絶対に上司にしたくない。
一方で、職位的に2つ以上上の上司とか、政治家としては頼れそう。

全体を通して

ところあるな〜と個人的には冷ややかに思ってしまうところがある。
しかしこの人を主人公にしないと3巻の話は成立しないし、天明とのラブロマンスの引っ張り方が絶妙。

その一方でウェイドや羅輯、そして天明の意図もうちょい考えても、、みたいに思ってしまうところはある。
といっても人生経験的に難しいか。

最後に残した「5kg」は智子と相談しての結果なんだろうか。

ことを考えると、よくも悪くももう悟りの境地に達してそう。
最後にAAと一緒に過ごせたんだったら、むしろその方がよかったのでは？って思う。
智子経由で程心のことはずっと見てた、と考えるともう程心のこと大体わかってそうだし、人生に対して悟りがあるいう意味ではAAの方が相性良さそうな気がする。

つらつらと書いていたら良い時間になったので、残りはまた別の機会で。