少し前に読んでいた雑誌のエッセイで、あるアーティストのコンサートについて書かれていたのだけど 内容が色々考えさせられるところがあった。
ざっくりな内容としては
- 活動年数がかなり長く(40年程度)当時の世代には絶大な人気がある
- MVとかライブ映像などで本人たちのデータは十分あるので今のVtuber的に被せるデータはできている
- ライブでは若いアーティストがいわゆる「中の人」となって演奏する
- 最後に本人たちが降臨
という流れだったみたいで
- 最新AR技術そのもので知らない世代は楽しめる
- 元ネタを知ってる人たちはそもそも楽しい
という立て付けと思えばビジネス的には納得はあるのだけど、 なんかVtuberのガワ部分が木乃伊っぽいなあ、と思った。 いいとか悪いとかではなく、それ自体が持つ意味合いに近いものを感じる、という感覚。
そんなことを書きつつも自分もゲームのキャラクターがVtuber的に動くライブ自体が面白く見ていた時期もあるし、 そのときはあまりそういったことは思わなかったのでなぜだろう、と辿ってみると
- 直近で読んでいた本が中国の木乃伊発掘に関する旅行記だった
- 最後に「本人たちが降臨」したところ
あたりが原因なのかもしれない。