とりあえず印象に残っていることをメモ。
(映画の話は劇中の要素に触れます)

📕本: 脳のシワ
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784101308333

短いエッセイ集なので、パラパラとめくって気になったところをさらっと読んでいる。 今の時点で特に印象に残ったところは

自分で学ぶには、自分でやるしかない。そうすると間違える。だから覚える。間違えるのを嫌うと安全に学べることしか学べない

のフレーズだった。 自分が今いる業界の特性は多少あるかもしれないけど、

  • 安全に学べない、つまり自分で試行錯誤するしかない状態になってからが仕事のスタートライン
  • 安全なことは他の誰かがやってくれる可能性が高いからそっちはまあ後でいいか

と考えることが自分の場合は多いな、と思う。




🎞️映画: スノーデン
https://www.hmv.co.jp/fl/33/1332/1/

たまたま見れる機会があったので。

  • データセンターのセット
  • コンソールの表示
  • セキュリティ周りのあるある

の描写ちゃんとしてるな〜、とか職業柄💻的なことを思う一方で、
個人的にはスノーデンが過労でてんかん発作を起こしてしまい、薬💊を処方してもらうものの、仕事を優先してパートナーに言わずに勝手にやめてしまう
(副作用で脳の判断速度が鈍るので)ところが一番印象に残ったかもしれない。

スノーデンを客観的にみると「何でそうまでして働くの?」と思ってしまうだろうけど、
仕事が本人のアイデンティティになってしまう
(すなわちそれが無くなったら自分に何も残らないと思わされてしまう)ことで、
近しい状態になってしまう人は少なくないのではないだろうか、と思った。

自分も脳の判断速度が鈍る、と言われたらスノーデンと同じ行動を取らずにいられるかと言われると怪しいかも、、と思う。

そしてこの映画の場合はスノーデン自身が機密が(世界最強に)硬いとこにいるので自分の抱えているものをパートナーに打ち明けられないわけだけど、 職種を問わず、仕事に生活や信条が浸食されていくしんどさを言語化できない/話せない という状態になることは少なくない話だろうな、と感じる。

そしてスノーデンの話は当時色々読んだつもりだったけど、 家族関係周りの話はあんまり覚えておらず、パートナーの方が後からモスクワで合流したことに今更びっくりした。
政治思想が違ったりとか、色々すれ違いがあっても一緒についていくところがすごい。