ここで言うフィクションに入るものは色々あって、 エンタメ等のメディアもそうだけど、 宗教、経済、人間関係とかも含めて、自分の考え方の基軸になっているもの。

エンタメの多くは短期的なフィクションと言えるけど、 多感な時期にインプットしたものであったり、 強く印象に残ったものであれば長期的になりえると思うし、 宗教、経済といった大きいシステムによる長期的なフィクションでなくとも、 例えば自分で起業するとかであれば、 自身に長期的なフィクションを構築する、みたいなことが起こると思う。

実生活の運営に関しては、 どのフィクションに近すぎても遠すぎても破綻してしまうよなぁと思う。 その一方で、ビジネスだったり表現の世界では、 特定のフィクション(やその組み合わせ)にめちゃくちゃ近づく(あるいは遠ざかる)ことで、 ある種の特異性を出せることはある。

特異、というのは文字通り集団から飛び抜けていることなのだけど、 それが本人にとってプラスになるかマイナスになるかは、 状況や本人の解釈次第ではある。