📕読書メモ: いとうせいこう・星野概念「ラブという薬」

久しぶりに読む機会があって面白かったのでメモ📝

• 作家✍️のいとうせいこうが
• 精神科医🩺の星野概念

にカウンセリングを受けている様子を
対話形式でオープンに語っていく本。
著書📕リンク

精神医学やカウンセリングについて
めっちゃオープンソース化されてるな〜
と改めて読んで思った。
2018年出版なので、当時だとここまでオープンに書けること自体が画期的だったんだろうなと思う。

割とサラッと読めるので、 普段とちょっと違う本を軽く目に通したい、みたいなときに丁度いいかも。

以下では著書の内容に軽く触れつつ、印象に残った箇所や感想をメモ。
気になった方は是非本書📕を目に通してからどうぞ。

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🚪イントロ

2人は音楽活動もやっている中で、
作曲の実験でいとうせいこうが

• 🕑時報で117を鳴らそうとして
• 🚑間違えて119を押しかけたこと

をきっかけに、カウンセリングを申し込むところが、まるで小説かドラマみたいなイントロ。

⏸️結論を急がない

自分自身でつい、それらしい結論を
急いで🏃言いたくなりがちだな〜
と思ったのでメモ。
めちゃくちゃテンションが動いた場合、
上下どちらにせよ、俯瞰してみると
🤯なんか変な感じ
になっている可能性が高いので
何においても少し「⏸️待って」みることを頭の片隅に入れておく
というのはいいのかもしれないと思った。

ポジティブな幻聴👂

幻聴って基本ネガティブなものだと思い込んでたので、

• ポジティブな幻聴が聴こえてる人がいる
• そういう人は病院にこない

というのが意外だった。

📝考え直しシート

これはカウンセリングに限らず、日常生活や仕事で使えそうだと思ったのでメモ。　　 考え方が極端な方向に振り切れてないか、 を自分と相手とでお互いにチェックするのに良さそう。

シート内の質問は多数なので、
特に使いやすそうと思ったところを抜粋。

全か無の考え方をしていませんか？

その考えのもととなった情報は、（人づてに聞いたことや、思い込みではなく）確かなものですか？

これらの作業をして考えついた「ほどほどの考え」は？その考えを下に書いてみましょう。

🤝みうらじゅんが面白い

いとうせいこうに

俺と君は友達になった方がいいと思う (※うろ覚えなので、ちょっと原文と違うかも)

って言うところから友達付き合いが始まって、 実際仲良くなっているのがすごい。 このセリフ、相手をかなり信頼していないと言えないなと思った。

📕続編について

続編が同じく共著で自由というサプリ📕になるのだけど

• 「ラブという薬」でやっていることをよりオープンに
• イベント化して実践したものの記録

という感じでこちらも面白かった。

また、今はお二人でzoom上で🎪イベントをやっているとのこと。
「ラブという薬」を読んで、
精神医学/カウンセリングに関する知識の枠組みをざっくり頭に入れて実践を見にいく、みたいな形にできたら面白いだろうな、と思う。

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📮おたよりお待ちしております。
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